「COCOmag DAYs」は、COCOmag編集部がキッズファッションにまつわる情報を個人目線で紹介していくコーナー。今日は動画のお話。

いやはや、なかなか更新されませんね、このコーナー。忘れていた訳ではありませんよ。(と、前回と同じ言い訳をしています)。
今回はタイトルにもしている通り、動画のお話。
COCOmagも今年の夏の特集と、秋の特集 [STRANGE DAYS in AUTUMN]のそれぞれで、動画を使ったコンテンツを展開しています。
撮影時のブログなどでも少し触れているのですが、通常の撮影の何倍も手間がかかるのが動画の撮影。例えば[STRANGE DAYS in AUTUMN]の動画は60秒ほどのもの。
●秋特集[STRANGE DAYS in AUTUMN]
リズムに合わせてカットチェンジする基本的な編集方法なので、1カットの長さは数秒以内。動画部分の撮影時間はだいたい4時間弱くらい、テイク数は40近くだったので「これだけあれば大丈夫」と思っていても、1カット数秒ずつを選ぶのが思っていたよりも大変で…。
しかしまあ、それよりも同じ動きを何回もしてもらったモデルちゃんたちの方が大変だったはずなので、あらためてですが感謝、感謝です。
そんな撮影風景と編集風景はこちらからどうぞ。
●making of [STRANGE DAYS in AUTUMN]
さて、そんな動画コンテンツ、キッズファッションショーやイベントなどの動画はyou tubeでもすぐに見つかります。海外のものがどうしても多いのですが、国内のブランド関連やメディア関連は意外と少ないのが現状で、ちょっと残念。
そんな中でもmaarookさんは、毎シーズンのカタログ撮影風景を編集してHPにアップしています。
●maarook 2011AW movie
コレクションをほぼ見れるんじゃないか? というくらいのボリューム感。見応えがありますね。
実際に着たらどんな感じになるのかはもちろん、動いたらどんなシルエットになるのかが分かるのは動画のメリット。そして静止画では伝わらないモデルちゃんたちの表情や動きが伝わることで、そのアイテムやコーディネートの魅力もより一層伝わります。
そしてもうひとつ、動画の楽しさは子どもたちの素の可愛らしさが伝わってくること。動きをちょっとだけ間違っちゃったり、うまくいった時の自慢げな顔だったり、撮影のことを忘れて何かに夢中になっていたり…。そんな“普通の子ども”らしさが自然と出てしまうのが動画コンテンツの良いところだとCOCOmagは思います。
動画を作るには機材や編集ソフトも高価な気がするし…と思われがちですが、「making of [STRANGE DAYS in AUTUMN]」は、PanasonicのDMC-GF1というカタログ落ちしてしまったコンパクトデジタル一眼カメラで撮影した動画を、Macならどの機種にも標準でついてくるiMovieというソフトで編集したもの。安価なカメラやソフトでも、やってみれば以外とできるものなんです。
(…って、実際にやってみてCOCOmagも実感しました)。
最後に、今回の記事を作るにあたっていろいろチェックした中で気になったものを少し紹介。
●H&M Kids Fashion Flash Mob
一時期はやったフラッシュモブでコーディネートを見せる内容。カメラワークとカット割りがちょっと残念な感じだけど雰囲気は伝わってきますね。
●Adventure Glue
台詞はいっさい無し。もくもくといろんなものを作る女の子。世界観が可愛いです。
というわけで、今回は動画のお話でした。さてさて、次はどんな動画を作りましょうか…。