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【REVIEW】父の日に合わせて読みたい「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」(渡辺俊美 著)

 
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今週末の日曜日・6月15日は「父の日」ですね。昨年は父の日にちなんでこんなムービーを紹介しましたが、今年は一冊の本を紹介。

ミュージシャン・渡辺俊美さんの「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」。
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渡辺俊美さんが、息子であるトーイくんの高校生活の間に作り続けたお弁当と、ちょっとしたレシピやお料理コラムをまとめた一冊です。


渡辺俊美さんはバンド・TOKYO No.1 SOUL SETのメンバーとして、またそれと併行してソロ名義や個人プロジェクトで作品を発表したり、2011年の東日本大震災の際には福島県出身のミュージシャンらとバンド・猪苗代湖ズを結成してチャリティーソングを発表したりと、多岐にわたって活躍しているミュージシャン。

トーイくんが高校受験を控えていた時期にシングルファーザーとなった俊美さんが、休まず高校に通学することをトーイくんと約束するのと同時に、トーイくんの希望もあって彼のお弁当作りを約束したことから始まった3年間が、この本に綴られています。


前書きに続く1ページ目には、こんな言葉が。
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たまにはスペシャルなお弁当も良いけれど、それが毎日だと息切れしちゃう。これってママにとっても同じですよね。

もともと料理好きだったという俊美さんですが、紹介されているお弁当はどれも彩り豊かでとても美味しそう…!
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お弁当の紹介の合間には、ちょっとしたお弁当作りのコツ、道具や調味料の紹介などが挟み込まれていて、料理コラムとしても楽しい内容です。

本の終盤にはトーイくんからパパである俊美さんへの言葉も。
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そして、3年間を締めくくる最後のお弁当。
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「ライブの時も、最初と最後の選曲だけ悩むんですよね。」という一文。ああ、これって相手を喜ばせたい、楽しんで欲しいっていう俊美さんの素の部分が出た一文なんだろうな。


ミュージシャンという仕事柄、時間的にも不規則だったり、ツアーなどで家を空けることがあったりと、お弁当作りの時間をじゅうぶんに取れる訳ではない俊美さんがお弁当作りを頑張ったのは、トーイくんとの約束だったのと同時に、それが彼とのコミュニケーションにもなっていたから。

そして本の中の「僕は息子を教育したとはいいがたい」という俊美さんの言葉とは裏腹に、お弁当を通しての3年間のコミュニケーションで、俊美さんからトーイくんへいろんな物が伝わっていたということが、トーイくんから俊美さんへの言葉からもわかります。

伝え方、教え方っていろんな方法があるけれど、こんな伝え方と受け取り方って、ちょっと良いですよね。


ママがお弁当の参考にするのはもちろん、“父と子”の関係をちょっとだけ考えてみるきっかけとしてもオススメの「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」。ママや子どもたちからのプレゼントとは別に、パパがパパ自身へのプレゼントとして読んでみて欲しい一冊です。

461個の弁当は、親父と息子の男の約束。
ISBN : 9784838726530
定価 : 1620円 (税込)
2014年4月30日発売
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