これはっ…! と男の子なら思わず胸がアツくなってしまうロボットがこちら。
このロボットは、その名も[スケルトニクス]。スケルトニクス株式会社が開発した、動作拡大型スーツなのです。
細かい説明は後にして、このムービーを見てもらえばどんなロボットなのかが分かるはず。
スケルトニクスに乗り込んだ操縦者の細かな動きも忠実にトレースする、驚きの操作性…!
製図などにも用いられるパンタグラフ(縮小拡大器)の原理を応用して、上半身は操縦者の動きの2倍、下半身は1.5倍の動きを再現しています。
アルミフレームを中心にした構造で、上半身&下半身の総重量は合計25kg。それが人力だけで動いちゃうのはすごいですよね。
このロボットを開発したスケルトニクス株式会社は、テレビなどでもお馴染みの「高専ロボコン全国大会」の優勝チームが中心となって設立された会社。
今回紹介したロボットの技術を応用した専門分野の開発をメインに「社会に役立つ新技術普及の引き金になる」ことを目的として運営されている会社です。
まだまだ身近とは言えない人型ロボットだけど、この[スケルトニクス]を見ているともう少しで珍しいものでも無くなるのかな? なんて思えますよね。
こんな夢のある開発に取り組んでいる人たちや会社って素敵だし、子どもたちにとっても希望を与えてくれる存在なはず。これを見た子どもたちが「将来はロボット開発者になるんだ!」「科学者や技術者になるんだ!」なんて将来の夢を持つきっかけになると良いなあ…と思います。