9月の第一週に引き続き、第二&三週は大阪での展示会ウィーク。東京では回りきれなかったブランドを中心に、大阪でもいろんな会場に足を運びました。先日の東京編に引き続き、今日はキッズブランド展示会レポート・大阪編です。
●FRANKY GROW(フランキーグロウ)
明るい色使いとユニークなシルエットで、海外でも話題を読んでいるFRANKY GROW。来シーズンはさらに色鮮やかに、そして楽しいシルエットやディテールを盛り込んだコレクションに。隠れた人気のジャケット&パンツのセットアップは要チェックです。
●CHIP TRIP(チップトリップ)
ナチュラルで温かい雰囲気ははそのまま、トレンドを取り入れたアイテムが増えた2013 S/SシーズンのCHIP TRIP。明るいプリント柄や変形シルエットのアイテムなど、ナチュラル以外の着こなしもどんどん楽しめそうですよ。
●BLEU H.(ブルーオリゾン)
着るだけで子どもの個性を引き立たせてくれるデザインが揃うBLEU H.。2013 S/Sシーズンは、ネオンカラーをポイントに取り入れたり、生地の切り返しやカッティングで変化をつけたりした、スパイスの効いたデザインに注目。定評のあるボトムは、引き続きいろんなタイプがラインナップされますよ。
●あそべるこどもふく HOMe.e(遊べるこどもふくホーム)
Tシャツをパタパタと折り畳んでマペットになる、そんなギミックが楽しいHOMe。来シーズンは海や空をテーマに、可愛くてユニークなディテールのアイテムが揃います。ワンピースやトップスなど、より幅広くなったアイテム展開にも注目です。
●PONY GO ROUND(ポニーゴーラウンド)
16年目になる来シーズンも、ベーシックで飽きがこないアメカジスタイル。パパが欲しくなるようなアイテムが満載です。トピックは、ヒモ無しで履けるローテクスニーカー。服好きならわかる、ちょっぴりレトロなカラーのチョイスがサスガです。
●maarook(マルーク)
トレードマークでもあるドット柄をはじめ、変形トップスやキャンディカラーといったmaarookらしさは来シーズンも健在。ガーゼ素材を使って女の子らしさを演出したアイテム、ちょっぴりスポーティーな男の子アイテムにも注目です。
●nino(ニノ)
毎シーズン、絵本の世界をテーマにしたガーリーなデザインを展開するnino。来シーズンはトレンドも取り入れた従来のninoらしいデザインに加え、ベーシックなデザインのラインも合わせてラインナップ。いろんな着こなしに対応してくれますよ。
●Tappet(タペット)
ボーダーやチェックと行った定番柄のアイテムが得意なTappet。来シーズンもボタンダウンシャツやカットソーなど、ベーシックでどんなタイプのキッズにも似合うアイテムが揃います。
●Whip Cream(ホイップクリーム)
特徴的なニットの織り柄や、ナチュラルテイストのデザインといった今までのスタイルから、いろんなタイプの女の子スタイルが楽しめるテイストに変身。ギフトにも対応するベビーアイテムの充実ぶりにも注目です。
●Le creative?(レ クリエイティブ)
キッズ&ベビーシューズのニューブランド。ファーストシューズのキットは、いろんなパーツを自分で縫い合わせて手作りできちゃいます。ベビーとの思い出作りにオススメですよ。
●GO TO HOLLYWOOD(ゴートゥーハリウッド)
トレンドとカジュアルをミックスした、スパイスの効いたスタイルが得意なGO TO HOLLYWOOD。2013 S/Sシーズンは、パパも着たくなるようなメンズライクなディテール、そして子どもと一緒にリメイクしたような素朴なキュート感がミックスされたスタイルを提案。
●FITH(フィス)
落ち着いたトーン&カッチリ感といった従来のイメージから抜け出して、カラフルな柄やプリントを提案する来シーズンのFITH。ちょっぴりエスニックなテイストや、色とりどりのキュートなプリント&刺しゅうなどで、着こなしの幅も広がります。今まで以上にこだわった素材感にも注目。
●GROOVY COLORS(グルーヴィーカラーズ)
ロック&ポップ&カジュアルなスタイルのGROOVY COLORS。2013 S/Sシーズンは、ブリーチ加工やちょいレトロなアウトドアテイストなど、90年代のUKミュージシャンスタイルを現代風にモディファイ。世界的人気のビッグバンドのオフィシャルTシャツにも注目。
●SWAP MEET MARKET(スワップミートマーケット)
カラフルなベビーアイテム&雑貨というイメージから、来シーズンはカジュアルなキッズアイテムのボリュームが増えて、より自由に着こなせるブランドになりました。ガーリー・プラスアルファな着こなしが楽しめそうですよ。
●DENIM DUNGAREE(デニム&ダンガリー)
加工や素材感、そしてシルエットなどあらゆる箇所にコダワリを詰め込んだアメカジブランド・DENIM DUNGAREE。2013 S/Sシーズンは、伝統的な染の技法・注染を用いた味わいのあるアイテムに注目。好評のディズニーコラボ、スヌーピーコラボもラインナップされますよ。
*GO TO HOLLYWOOD、FITH、GROOVY COLORS、SWAP MEET MARKET、DENIM DUNGAREEは、会場内撮影禁止のためイメージ画像となります。
時間がなくて周りきれなかったブランドさんや、撮影ができなかったブランドさんもありますが、9月の展示会ウィークはこれにて終了。展示会でチェックしたアイテムが登場するのは半年後の2013春夏シーズンですが、どんな組み合わせをしようかな?…と今から楽しみなCOCOmag編集部・柳原でした。
まず目についたのは、ドットやボーダーといった定番柄の人気。流行に関係なく定番的に採用しているブランドもありますが、2013 S/Sシーズンドットの大きさやボーダーの太さを変えたりして、アレンジを加えながらデザインに取り入れているアイテムが多かったように思います。
加えて引き続き人気なのが、キャンディカラー&蛍光カラー。春夏らしい明るい色使いは見ているだけでも元気になるし、キッズだからこそどんどん着こなしたい色でもあります。ドット&ボーダーにそんなカラーを採用したり、またはシンプルなデザインのアクセントに使ったりと、いろんなアレンジで明るいカラーを採用しているアイテムが目につきました。
そして、そんな柄や色使いの流行を押さえつつ、“自分たちらしさ”をきちんと表現できているブランドが一歩抜きん出ているなと感じた今回の展示会ウィーク。延べ3週間で数多くチェックしたコレクションの中でも、デザイン的にぶれていないコレクションを揃えたブランドは、やっぱり印象に残りました。