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COCOmag DAYs__BOYS be COOL

 

COCOmag編集部がキッズファッションや楽しいファミリーライフにまつわる情報を紹介していく「COCOmag DAYs」。今日は、アメリカのキッズファション情報WEBサイト「BOYS be COOL」にCOCOmagが紹介されましたよ、というお話。



言葉の壁はあるものの、世界中のニュースをほぼリアルタイムでチェックできるのはWEBのメリット。COCOmagも海外のブランドやキッズ関連メディア、キッズショップなどのホームページやブログを日々チェックしています。

一字一句理解しているか、と言われると決してそうではないのですが…そこはほら、画像で判断したり、何とか翻訳してみたりして(笑)。

そんな中でほぼ同時期にお互いをチェックして、自然とやり取りが始まったのが、アメリカのキッズファション情報WEBサイト「BOYS be COOL」http://www.boysbecool.com/)。日々キッズファッションやそれにまつわる情報をアップしている、言ってみればCOCOmagと似ているWEBサイトです。


エディターのJuliaさんがCOCOmagのコンテンツの中で特に興味を持ってくれたのが、2012春特集「グルグルコーデ 2012 SPRING」。同じアイテムを使って男の子/女の子で違うコーディネートに仕上げたり、ユニセックスなコーディネートを着こなしたり、そんな自由なコーディネートが、彼女の目にはとても新鮮だったそう。


そしてCOCOmagがスタイリングしているコーディネートのことや、日本のキッズブランドのこと、そんなメールのやり取りを何回か重ねてるうちに、日本のキッズファッションについての記事をBOYS be COOLに掲載することとなり、その連載(!)の第1回目がCOCOmagについての記事となったのです。


[10 Persons, 10 colors – Japanese Children’s Fashion Series]


彼女とのやり取りで印象に残っているのは、「日本人はとても規律正しい人たちなのに、なぜ原宿ファッションみたいなルールに縛られない、自由すぎるスタイルを思いつけるのか? そのギャップはどこから生まれるのか?」という質問。

「服をコーディネートするときの(良い意味での)ルールの無さ」というポイントを軸に、COCOmagのスタイリングや原宿ファッション、そして日本の文化背景まで…みたいなやり取りを何回か重ねました。


COCOmag(=編集部Y)が思うに、なのですが…

日本人は昔から外来の文化を自分たちなりに消化したり、時にはミックスしたりするのがうまい。そして、四季折々の変化を巧みに表現したりする繊細な感性がとても良いスパイスになって、いわゆる日本独自の文化というものが生まれてきたんじゃないかなぁ…と。

そしてもうひとつ、歌舞伎の語源でもある「かぶく(傾く)」という言葉がありますが、これは風変わりで奇抜な身なりをしたりするという意味。男性が女性用の着物を羽織ってみたり、異素材使いを楽しんだりとかなりハデハデで奇抜なスタイルだった“かぶいてる”人たちを「かぶきもの」と呼んだらしいのですが、そんなふうに日本人は周りに気を配り足並みを揃える性質がある一方で、きっかけがあれば一気に吹っ切れて、極端な風体や行動に走る性質も持っていると思うんです。


いやいや、私そんな極端な性格じゃないし…とか、私ベーシックなものが好きなんですけど…とか、いろんなご意見があるとは思うのですが、日本人は無意識にそんな性質を持っていて、知らず知らずのうちに「cool !!」なんて言ってもらえる独自でユニークなスタイルやモノを作ってきているんじゃないでしょうか。

Juliaさんが気になっているという日本のいくつかのキッズブランドも、確かに海外には似たものがないテイストのブランドばかり。彼女が「ワオ!日本のキッズブランドってスッゴイわね〜!」と評価してくれているのは、そんな日本人ならではのアレンジ力とバランス感覚が、知らないうちにデザインの中に込められているからなんだろうな…と思います。

(以上、あくまで持論なので学術的な裏付けはありません…(笑))


今後は、Juliaさんが気になる日本のキッズブランドをBOYS be COOLで紹介してくれるそうですよ。楽しみ楽しみ。Juliaさん、そして僕のつたない英語を手助けしてくれたKさん、今回は本当にありがとうございました。

そしてあらためて、COCOmagはこれまでやってきたように、コダワリが詰まった、そしていま旬な日本のキッズファッションをどんどん紹介していきたいなと思います。


というわけで、今回は少し長文になってしまったCOCOmag DAYsでした。次回もお楽しみに。

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