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COCOmag COLUMN _ 子供服ショップに今の技術を取り入れてみたら、“無駄な時間”が減るのかも?(2018.7.27)

 

今日は午前中に展示会へと足を運び、午後からは事務所でFUJI ROCK FESTIVALのライブ配信を流しながらお仕事。(YEARS & YEARS は多幸感に溢れてていい雰囲気だな〜、エレファントカシマシは本当にロックだな、サカナクションはヤッパすごいな〜、MAC DEMARCOはユルユルだ〜…って、まったく仕事が手に付きません)

 
子供服ショップの店頭には秋物が並び始めた頃ですが、業界的には次の春に向けた展示会のシーズンが到来。今週から9月半ばにかけて、COCOmag編集部もさまざまな展示会に脚を運ぶ予定です。

展示会の目的は、第一に次シーズンの新作をチェックしその傾向を掴むことなのですが、業界内の方々とお会いして、いろいろとお話しするのも大切な目的。同じ業界といえども、展示会でないとお会いできない方もいらっしゃるので、そういう意味でも貴重な機会なんです。

今週開催されたインポート系の展示会でも、半年ぶりぐらいにお会いした某ショップオーナー/バイヤーの方としばし立ち話。近況をお聞きしつつ、情報交換など。

 
その中で出てきたのが、「お客様の時間を無駄に奪わない」というキーワード。

 
例えば、店頭には並んでいないけれど在庫があるはずの商品を「ちょっと確かめますね」とバックヤードに確かめにいく間の、あの数分。確かに、あの数分の“手持ち無沙汰感”ってお互いにもったいない時間だと思うのですが、子供服の場合はサイズの仕分けが10cm刻みと細かく、同じアイテムでも在庫の点数が多くなりがちなので、ショップ内の限られた面積、ラックには、在庫しているすべてのサイズを並べたくても並べにくいといった事情もあり。

それでどうしても、「ちょっと確かめますね」が増えてしまうのかもしれませんね、と。そこからまた話はいろいろと膨らんだのですが、今回のコラムはこの「お客様の時間を無駄に奪わない」ことについて。(前フリが長い)

 
前述した「ちょっと確かめますね」も含め、今の技術を取り入れて「お客様の時間を無駄に奪わない」店作りへのトライは、メンズ・レディースのショップやその他のジャンルのショップではここ最近で積極的に行われているにもかかわらず、子供服ショップは店頭の陳列、それに伴う接客の方法が実は数十年大きくは変わっていないように思えます。

例えば、紳士服の青山商事では、2017年10月に「デジタル・ラボ」と名付けたショップ形態を拡充。店頭でスーツを試着したら、店内の大型タッチパネルやタブレット端末を使い同社の通販サイトで商品を注文、後日自宅に届けられる仕組みなのだそうです。

 
また2017年12月には、マークスタイラー(MARK STYLER)が公式オンラインショップと連動した“ショールーミングストア”を東京・渋谷にオープン。店内では同社の全17ブランドの新作や発売前の予約アイテム、ウェブ限定アイテムなどを試着でき、その場でオーダー可能とのこと。オーダーした商品は、後日届けられます。

 
この2例の特徴は、どちらも店頭で商品をチェック、試着するものの、購入する場所は店頭在庫ではなくネットショップ内の在庫だということ。在庫をストックしておく場所を店舗裏とは別に確保できれば、そのぶん店舗としての面積を拡大でき、売り場としての提案の幅を広げられる、または今までより小さい面積でもショップを運営できる、というメリットがあります。

在庫をストックしておく場所を他に確保、ネットショップの内容・構成の充実、注文用の端末の用意など、整えなければいけない項目も複数ありますが、端末で在庫数もすぐにチェックできれば「ちょっと確かめますね」のような「お客様の時間を無駄に奪う」こと、それと同時にショップスタッフの接客時間も実は無駄に減ってしまっている、なんていうストレスは軽減されるように思えます。

 
アメリカなどでは、実際にこのスタイルで運営されているショップが増えているそう。BONOBOSというブランドショップの体験レポートを見つけたのですが、購入までのステップがとても効率化されているな、と感じました。

 
このようなスタイルを、そのまま日本の子供服ショップに取り入れるのは難しいかもしれませんが、例えば…

●Tシャツ、スウェットシャツ、布帛のシャツ、パンツなどといった定番的なデザイン&シルエットのアイテムのみこのシステムを取り入れて、空いたラックにはショップのこだわりを見せるセレクトアイテムを充実させる

●ポップアップショップなどのイベントでこの方法を取り入れて、店頭では“売る”ことよりも“ファンを増やす”ことに時間を割く

…といった取り入れ方なら、現実感も出てくるように思います。

店頭での宝探し的な面白さは減るかもしれませんが、試着などママ&ショップスタッフの手間を減らすことで、ゆとりを持って過ごせるショップになるかもしれないですし、空いたスペースに今の店頭ではできない提案をプラスすることで客層を広げられるかもしれない。ポジティブに考えれば、ショップとしていろんな可能性が出てくるように思います。

 
…というわけで、今回のコラムはショップのあり方、作り方に今の技術を取り込むことで、「お客様の時間を無駄に奪わない」ことが可能になるかも? という提案でした。

個人的にもこのテーマは興味があるので、またいろんな方にお話を聞いて違う側面からのコラムも書いてみようと思います。

それではまた、あらためて。

(COCOmag編集部・柳原)

 


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