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【INTERVIEW】コットンモスリンのベビーアイテムブランド[aden + anais] デヴィッド・スークさん

コットン製の平織りの布地・モスリンを使った、ベビーを優しく包む大判おくるみでお馴染みのアメリカ発のブランド・aden + anais(エイデン アンド アネイ)。昨年の春にはその創業者・レーガン モヤ・ジョーンズさんが来日し、COCOmagでもインタビュー記事を掲載しましたが、今年の3月には彼女とともにaden + anaisを運営するデヴィッド・スークさんが来日。

今回は彼にaden + anaisの新しいアイテムや今後の展開について、インタビューを行いました。


COCOmag__はじめまして、デヴィッドさん。今日はよろしくお願いします。


デヴィッド・スーク(以下デヴィッド)さん__こちらこそ、よろしく。


COCOmag__まずお聞きしたいのが、aden + anaisとして新しく取り組んだというベビーアイテムについて。今年の夏頃には、日本にもお目見えするそうですね。


デヴィッドさん__ええ、ロンパースやトップスなどのベビー用ウェアを、この夏に発売する予定です。もちろんaden + anaisとして恥ずかしくない、クオリティの高い素材を使ったものになりますよ。
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こちらが新しく登場するaden + anaisのベビー用ウェア。第一弾として、肌着3タイプをラインアップする予定。


COCOmag__素材はおくるみと同じ、コットン製のモスリン生地なのでしょうか?


デヴィッドさん__赤ちゃんとの触れ方や使われ方やがおくるみとは違うものなので、ウェア用に素材を少し改良しています。

具体的には、おくるみに使用しているコットンのモスリン生地にポリウレタン素材を適量含めることで伸縮性を持たせて、赤ちゃんが自由に動けるようにしているんです。


COCOmag__ポリウレタン素材をミックスすることで、コットン製のモスリン生地の特徴でもある通気性や肌触りの良さが変わってしまうということは無いのでしょうか?


デヴィッドさん__いえいえ、それについてはおくるみに使用しているコットン製のモスリン生地と変わりません。赤ちゃんが快適に、自由に動き回れる、そんなウェアになっています。

そもそもaden + anaisとしてベビーウェアを作ろうと思ったきっかけが、柔らかくて肌触りが良く、耐久性もあって赤ちゃんにとって優れた素材であるコットン製のモスリン生地なら、優れたベビーウェアが作れるんじゃないか?と思ったからなんです。だから、素材についての妥協はありません(笑)。
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コットン95%・ポリウレタン5%とすることで、やらかい肌触り、優れた保温性や吸湿性といったコットンモスリンの機能性はそのまま、耐久性も持たせた素材。


COCOmag__なるほど。今ここで見ているのは発売前のサンプルになりますが、どれもナチュラルで癖が無い、そして安心感というか、どんな赤ちゃんにも似合いそうな優しい雰囲気でまとめられていますね。

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デヴィッドさん__生地の柄は、aden + anaisがこれまでに作ってきたおくるみなどの柄のアーカイブから、人気のあるものやウェアとして仕立てたときにより魅力的になるような柄を、慎重にセレクトしました。

既にaden + anaisのおくるみを使ってくれている赤ちゃん&家族にとっては、馴染みがあって親しみやすいものと感じてもらえるはずですし、初めてaden + anaisに触れる場合でも、その優しい雰囲気は感じてもらえると思います。


COCOmag__機能面でこだわったポイントはありますか?


デヴィッドさん__こだわったのは、ママやパパが赤ちゃんに着せやすい形であることと、そして何よりも赤ちゃんが快適に過ごせる形であること、このふたつですね。ボタンの位置や、ボタンを外してウェアを開くときのラインなど、いろんな試作を繰り返しました。

今回のデビューではベビー肌着を3タイプ発売する予定ですが、今後は肌着だけでなくTシャツ、パンツ、プールサイドで着るポンチョなど、いろんなアイテムを増やしていければと考えています。



COCOmag__それは楽しみです。アメリカ本国では、おくるみ以外に既にスキンケアシリーズがラインナップされているそうですが、そちらは日本には導入されるのでしょうか?


デヴィッドさん__具体的なスケジュールはまだこれからですが、ぜひ日本でもスキンケアシリーズを展開したいと考えています。

生地や糸といった今までとは全く違う分野と素材のアイテムでしたが、皮膚科医とともに開発に取り組みました。石油原料や合成染料などなどの化学物質は使用せず、主な保湿成分としてオーストラリアの「ポーポー」という果実を使っています。日本ではあまり知られていない果実ですが、保湿成分としてとても優れているんです。

そして最終的なテストは、aden + anaisのスタッフやその家族が行ったんですよ(笑)。
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アメリカでは既に展開されている、aden + anaisのスキンケアシリーズ。ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、スキンローション、バブルバスなど、色んなアイテムがラインナップされています。


COCOmag__化粧品などの開発では、よく動物でのテストが行われると聞きますが、スタッフやその家族がテストを?


デヴィッドさん__ええ(笑)。もちろん、テスト前にじゅうぶんな開発を行っていますが、実際に使ってみて肌にトラブルが起きないか、使い心地や香りの強さは適切か? などのチェックは、スタッフとその家族が普段の生活の中で使いながらテストしたんです。

だからパッケージにも『動物ではなく、aden + anaisファミリーでテスト済み』と記載しているんです。


COCOmag__あ、本当だ(笑)。ちょっとしたユーモアにもなっていて、何だか親しみがわいてきますね。


デヴィッドさん__そうでしょう?(笑)。スキンケアシリーズはベビー用ではありますが、実際は家族みんなで使えるものなんです。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、バブルバスもベビー用としてラインナップしていますし、ママはもちろんパパが使っても大丈夫なように香りもソフトで控えめなものにしています。


COCOmag__なるほど。あっという間に時間が過ぎて、残念ながらこれが最後に質問になってしまいました。

aden + anaisの代表的なアイテムであるおくるみは、日本でもあちこちのショップなどで目にするようになりましたが、その浸透度の高さはどんなことが理由だと思いますか?


デヴィッドさん__そうですね、日本のママたちはファッション感度が高く、それと同時に安全性や利便性などに対してもとても意識が高いと思います。

そんな日本でaden + anaisが受け入れられてきたことはとても嬉しいことですし、それは恐らく品質についての私たちにこだわりを、日本のママたちに理解してもらえたからではないかと感じてます。

aden + anaisのアイテムを展開している国や地域はさまざまですが、その中でも日本のママたちにもっとaden + anaisのアイテムを愛用してもらえるよう、今後は日本だけのアイテムも開発していきたいと思います。


COCOmag__今日はありがとうございました。

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aden + anais COO デヴィッド・スークさん

(取材・文/COCOmag編集部・柳原)

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