
高松市北浜。フェリー乗り場にほど近いこのエリア、古い倉庫を改築したカフェやショップが並ぶ「北浜アリー」の一角にあるのが、今日紹介する「Peeka-Booyah(ピーカブーヤ)」。
通りに面したガラス張りのショップは、クリーンで開放的。そんな空間に色とりどりのキッズアイテムと、ママ&パパも使えるアイテムが並んでいます。もともとのビルの外壁から数十センチ内側にウインドーを作ったり...

逆にエントランスは敷地いっぱいに張り出したり…まず店の“ハコ”そのものがカッコいい。

エントランス左手のガラスラックには、ヨットのセイル(帆)を再利用したバッグ。地元高松市のデザイン会社・Graph Designのもの。サイズいろいろ、でも柄は一点モノ。

その奥にはオモチャや雑貨もいろいろ。

店内の仕切りになっているガラスラックを抜けると、キッズアイテムのスペース。オーナーが海外で直接買い付けてきたブランドなど、いろんなブランドが並びます。
ベルギーのブランド「Plush!」。日本ではここPeeka-Booyahのみの取り扱いです。なんだか力の抜けたグラフィックと、シンプルでパキッとした色使い。多感な時期にこんな服、着せておきたいよね。

写真手前のワンピやトップスは、ソフトなトーンの色使い、上質で柔らかい素材感が印象的なN.Y.発のブランド「Egg by Susan Lazer」。

左右で絵柄が完成する、かわいいスリッポンスニーカーは「麦豆堂」。絵柄は手書き!です。

ガラスの向こうには地元アーティストが描いた大きな絵。ガラスと壁の間のスペースは、行く行くは花やグリーンで埋める予定なんだとか。

今年の夏にこの場所に移転リニューアルしたPeeka-Booyahが、ここから少し離れた場所でオープンしたのは約5年前。
それは「子どもに関わることがしたかった」のでいきなりオープン!することにしたという、もの静かなオーナーさんのルックスからはちょっと想像できない、クイック&パワフルなエピソードだったりします。
そんなことを伺いつつ店内を眺めると、そこに漂うのはどこか中性的で柔らかい、でも実はしっかりとした“芯”を持ったセレクトセンス。
インポートブランドでも国内ブランドでも、認めたものには垣根無し。日本にないものは海外に探しに行っちゃう。そんなフラットな視線と軽いフットワークで形作られるPeeka-Booyahの雰囲気は、ここが日本のどこだとか世界のどこだとかに全く影響されないものなのです。
それでいて、地元にきちんと寄り添った親しみのわく佇まい。見た目や数字だけに惑わされない、こんな良心的で信頼できるバランス感覚のショップが日本のあちこちにもっと増えれば…と素直に思います。
あ、最後になりましたが、店名にもある通りスニーカーの品揃えにはコダワリあり、ですよ。このあたりはオシャレ好きなパパにもオススメかも。
気になっちゃったママ&パパは、Peeka-BooyahのHPとブログへ。ネットショップもやってます。
SHOP DATA
香川県高松市北浜町4-10
TEL.087-822-8512
営業時間/11:00~20:00
火曜定休日
http://88style.net/shop/peekabooyah/ (HP)
http://blog.livedoor.jp/peeka_booyah/ (BLOG)