今日はこの秋にデビューしたキッズブランド・ポルー ボンテをご紹介。
“いかにも子ども服”な過剰なグラフィックやデコレーションを極力減らした、言うなればママ服・パパ服と同じ目線でモノ作りを目指すキッズブランドの人気が高まって来ている、ここ数シーズン。
ここでポイントなのは、「流行ってるオトナ服を子どもサイズで再現！」することではなくて、あくまで自分たちオトナが着てみたくなるようなデザイン、質、フィット感、それらをひっくるめた“服好きの心を満足させる空気感”を持った服であるかどうか、ということ。
そこで紹介するのが、この秋デビューしたキッズブランド・polu bonte（ポルーボンテ）。もとはレディースのデザインを手がけていたというデザイナーが始めたブランドなんです。
例えばこんな感じ……
フライトジャケットの名作・A2ジャケットをウール生地でソフトに仕上げた、チェックA2ブルゾン。￥15330（XS〜L）、￥18900（F）。
チェックA2ブルゾンの素材違い、シックなA2ブルゾン。￥14070（XS〜L）、￥17850（F）。
シックな色づかいが新鮮なナイロンブルゾン、Nakawataブルゾン。￥13650（XS〜L）、￥16800（F）。
袖のデザインがカワイイ、こんなカットソーもあります。ボーダーアームアップカットソー。￥5985（XS〜L）、￥6300（F）。
…とご覧のように、ラインナップされるのは子ども服にありがちなインパクトのあるプリントや人目をひく派手なデザインは皆無、と言ってもいいくらいシンプルなデザインのアイテムばかり。
でもそれが逆に新鮮だと感じさせてしまうのは、デコレーションを重ねていくデザインではなく、無駄なものをそぎ落とし、ブラッシュアップしてデザイナーが表現したいニュアンスのみをアイテムに落とし込んだデザインだから。
もっと分かりやすく言えば、迷い無く潔いデザイン、のアイテムたちだから。
誰々が着ていたとか、何々に出ていたとか、幾らだったとか。そんな記号性とは遠いところで作りたいものを作ってみた、そんな気負いの無さと「ああ、服好きなんだな」と思わせる雰囲気。
そんな空気感が漂うアイテムが揃っているのが、ポルーボンテの魅力なのです。
キッズだけではなくて、自分のファッションにだって当然敏感なママ、ちょっと気にならない？
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